カテゴリ:工場日記
避雷針
作成日: 2009-07-30 19:28:25
さて。前回の悪霊退治の続きです。
どうして雷は避雷針に落ちず屋根を突き破り鉛筆を塗装する機械に落ちたのか。悪霊の祟りなのか。9人のお坊様によるお祓いは本当に効き目があったのか。これらの疑問を解くべく屋根の上に登ってみました。すると。その答えは屋根の上にありました。 というかありませんでした。 あるべきものが無くなっているのです。
通常避雷針と地面は銅導線で繋がれており、この銅線が避雷針に落ちた雷の大電流をしっかり大地に放出してくれるのですが。その銅導線がなんと盗難されておりました。たぶん夜中に何者かが屋根の上によじ登り下から見えない部分の銅線を根こそぎ盗んでいったのでしょう。避雷針を一緒に持って行かないところが憎たらしいです。
下から見えるのは避雷針のみ。まさか屋根の上の銅導線が消えて無くなっているとは誰も気が付きません。
幸い今回の落雷でけが人は出ませんでしたが、ひとつ間違えれば人命に関わる大事故です。
洒落になりません。
盗難された銅線は40メートル。スクラップ業者にでも売り飛ばされたのでしょう。スクラップ業者は盗品と知っても我関知せずで買取りを行うためこのような盗難事件を助長している。というのが地元警察の話でした。
こうなったら自衛あるのみ。今更ながら夜間ガードマンの人数を増やしました。
これで悪霊の祟りに怯えることなく安心して鉛筆作りに専念できるようになることでしょう。
工場長